Matsの活動記録

海外国内メンタルヘルス情報を発信する活動をやってみる、新薬、最新研究等

統合失調症 開発中新薬3「ラツーダ」

ラツーダ(ルラシドン)はルーランリスパダールロナセンなどと同じSDA(セロトニンドーパミン拮抗薬)です。SDAは非定型抗精神薬の一種です。開発中というより、もう、2020年6月には使われるようになるらしいです。大日本住友製薬が開発しました。フェーズ3の治験結果も出ているので、PANSSなどのデータを紹介します。有効性、副作用、作用機序などを書きます。

目次

  • 主要な作用機序とki値
  • ラツーダの有効性(治験結果)
  • 重要データ2
  • 副作用
  • まとめ

 

 

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統合失調症 治験データ解読の目安

目次

  • LSMDの計算の仕方
  • 95%信頼区間(CL)について
  • 効果量について
  • p値について

 

抗精神薬は、治験のときにいろいろな尺度を使って効果が測られています。陽性症状、陰性症状統合失調症に伴う他の症状、などへの効果が測られています。ルマテペロンは、PANSS(陽性・陰性症状評価尺度)、CGI-S(臨床全般印象-疾病重症度尺度)、PSP(個人的社会的機能遂行尺度)、CDSS統合失調症抑うつ評価尺度)などを使って効果が測られました。

 

それらの尺度の中でLSMD95%信頼区間効果量p値などの数字を使って、統計で、抗精神薬の有効性が測られています。

 

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PANSS 陽性陰性症状評価尺度

PANSS(Positive and Negative Syndrome Scale、陽性陰性症状評価尺度)は、統合失調症患者の症状の重症度を測るために使われます。抗精神薬治療の有効性などの調査にも広く使われています。PANSSでは比較的短い面接(45~50分位)が行われ、陽性症状や陰性症状、総合精神病理的な症状が測られて点数化されます。家族や、患者が通院している病院職員、などからの報告も参考にして点数が決められます。

 

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統合失調症 開発中新薬2「ルマテペロン」

ルマテペロンハロペリドールなどと同じブチロフェノン系です。また、非定型抗精神薬です。Intra-Cellular Therapies(イントラセルラーセラピーズ)社が開発しました。2019年12月20日にFDA(アメリカ食品医薬品局)から成人統合失調症患者への使用の承認を受けました。アメリカではすでに市場に出されて販売されています。

 目次

  • 主要な作用機序とki値
  • 重要データ1 ki値 (効果の目安)
  • 重要用語3 セロトニン再取り込み阻害 
  • ルマテペロン42mgの有効性  (治験結果)
  • 安全性、副作用
  • まとめ
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統合失調症 開発中新薬1「ATI-9242」

目次

  • ATI-9242の主要な作用機序
  • 重要用語1 アゴニスト アンタゴニスト ドーパミン経路
  • ATI-9242の作用機序説明
  • 重要用語2 5HT2A 5HT1A 5HT7
    • 5-HT2A受容体遮断(アンタゴニスト)について
    • 5HT1A部分刺激(パーシャルアゴニスト)作用について
    • 5HT7受容体遮断(アンタゴニスト)作用について
  • ATI-9242は結局何か新しい特徴はあるのか
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海外国内メンタルヘルス系新薬開発状況2020年現在

下記の開発中の薬(抗精神薬、抗うつ薬抗不安薬睡眠薬等)についてできるだけ調べて(主に海外のサイト)、一つ一つ記事にして、表にもしたいと思います。いい薬が将来でてくると思ってもらえたりしたら嬉しいです。

 

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治験結果(PANSS,CGI等の数値)、作用機序、有効性(ki値等)、副作用、どの治験段階(フェーズ)にあるのか、どの会社が開発しているのか、などを調べたいと思います。

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第243回TOEIC結果と今後について

まだ記事が4つ目で誰も見ないかもしれないが、後に自分で見るためにも書いておく。

このブログはsince2018となっているが、始めてすぐ実質的に一年くらい活動休止状態だった。その間、読書を少しずつ深め広げ、英文添削サービスを利用してライティングを勉強し、TOEICに向けても勉強し、やっとの事でスコア900を越えることができた。この一年も前進しているつもりだった。一応、証明書をアップしておく。

 

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